高松小学校の4年生は、学校から徒歩5分の畑を借り、元PTA会長の指導のもと、練馬ダイコンの栽培を行った。深耕十耕といわれるダイコン畑の準備は、農家の方にお願いした。ダイコンを収穫した後たくあん漬けを作ったが、その際にダイコンを干すところから地元の漬け物工場の方に教えていただいた。
自分のまいた種が、何キロもの大きな大根に成長したときの感動、それを引き抜くときの力の入る感じ、収穫した大根を畑から学校まで運ぶときの重さ。一つひとつの体験が驚きの様子だった。 この体験をそのままで終わらせず、4年生の郷土の歴史の学習にからめて、江戸時代の練馬大根づくりを調べた。そのなかで、資料集で見つけた江戸時代の農民が、振り分け荷物を担いで江戸の町に商売に行く姿(下図)に着目させた。
練馬大根栽培と、たくあんづくりという体験を通して、満川先生が子どもたちに伝えたかったのは、以下のような物質循環の世界だった。そして、物質循環という言葉は使わなくとも、物質循環の中に自分が居る、ということが分かると良いのではないかという感想です。